【スイス・イタリア旅行】レーティッシュ鉄道編
・サンモリッツ〜ティラノ
サンモリッツを出て、レーティッシュ鉄道でイタリア・ティラノを経由しミラノに向かう。
【スイス・イタリア旅行】マイエンフェルト〜サンモリッツ編
朝から何も食べてなかったので、ハイジ村のベンチでじゃがりことピュアラルグミを貪り食べた。そのまま少しのんびりしたかったけど、止まると急に寒さが襲ってきてものの10分くらいでハイジ村滞在終了。下り坂で暴走するスーツケースを押さえつつ下山した。
サンモリッツに着く頃には真っ暗になっていた。事前に連絡しておけばホテルからサンモリッツの駅まで迎えに来てもらえたみたいだけど、サンモリッツに到着する時間が決まっていなかったので送迎を依頼していなかった。ホテルまでのバス乗り場は調べてあったけどいまいち乗り方がわからなくて、wifiがないので調べることもできなかった。夫は私が送迎を依頼しているものだと思ってたらしく、私は時間決まってないのにどうやって依頼するのかと言い返して若干揉めた。
【スイス・イタリア旅行】ベルン編
今まで行った国の中で一番感銘を受けた国はモンゴルで、たぶん自分は煌びやかな建築物や街の喧騒よりも壮大な自然に心を動かされるタイプなんだろうな〜という漠然とした考えがあった。もう一度モンゴルにも行きたいけれど、同じくらいヨーロッパにも行きたいと思っていたので、もしいつかヨーロッパに行くのならスイスがいいなと思っていた。
・スイス ベルン
ホテルはフロントのお姉さんがとても親切で可愛かった。我々のチェックイン作業をしながら新人と思われる男の子に研修をしていたのだけれど、優しく懇切丁寧に説明するお姉さんとまったくやる気がない新人のコントラストが不覚にも面白くて、印象に残った。
手入れがよく行き届いた重厚な石造りのアーケードには、正義の女神やバグパイプ吹きなど意匠の凝った噴水が点在していて、歩いているだけで愉しい。
アーケードを抜けてニーデック橋に差し掛かると、一気に視界が開け、薄く雪化粧をした三角屋根の家々とアーレ川が現れた。
リンツのチョコレートは、水色の地にエーデルワイスが書かれたスイスオリジナルの缶に入っていて、これは旅の途中で自分で食べて缶に思い出の品を詰めてもいいし、姉にプレゼントしても喜びそうだなと思って買った。旅先で出会ったものは買わないと大抵後悔する(10年前のモンゴルでフェルトのチェスを買わなかったことをいまだにねちねち思い出しては後悔している)ので迷ったら買うようにしてるんだけど、保険として2パターンの用途を考えがち。
ハンカチは黒地に白で山羊やら牛やらの模様が書かれたもので、単純に今回の旅行にハンカチを一枚も持ってきていなかったので気に入った柄のものを買った。
オーナメントは、ツリーやエンジェルに形どられた青色の陶器に山小屋やバグパイプ吹きが描かれていて、いかにもお土産用につくりました!という感じなのだけど、私はこういう細々したものが好きなので買いました。今回の旅の中で少しずつオーナメントを買い集めて、日本に帰ったらツリーに飾るんだ。
弾丸京都旅行①
何年も前から神戸に行きたい整体があって、何年も前から作っている京都の行きたい場所リストが膨大になっていて、訳あって時間ができたので一泊二日の京都旅行を決行することにした。
〜1日目〜
昼過ぎに神戸に着いて、そこから3時間整体を受けた。
何年も前にたまたまインスタで施術のbefore→afterを見かけてから狙っていただけあってやはり素晴らしい技術の整体だった。
『わ〜すごい凝ってますね〜』みたいなオーバーな表現はあまり信用できないので(ひねくれ)、『この骨格の割には姿勢維持できてますよ』とか『あなたの身体の問題はここです』とか的確なコメントを貰えたのがよかった。
あと整体師さんが度々真顔で小ボケ挟んでくるのが新鮮だった。関西。
整体が終わって京都に移動した頃にはもうすっかり陽が落ちていて観光ができるような時間でもなかったので、夜ご飯を食べてホテルにチェックインすることにした。
夜ご飯は木屋町のsuba。
『ムール貝酒蒸しにしてクレソン』か『京春菊天』か迷って、ムール貝の方にした。
ムール貝はイタリアンで食べることが多くて"洋"のイメージだったけど、意外にもムール貝の滋味深い旨みと薄口のおつゆの相性がよくって汁まで啜る美味しさだった。
ホテルに向かう途中の祇園四条の駅前でサックスとギターとベースとドラムの4Pバンドが路上していて、あまりにかっこよかったので30分くらい聴き入ってしまった。
バンド名とか何も掲示されていなくて、後から調べればわかるだろうと自分のネトスト力を過信してその場を離れてしまったのだけど、その後どうやっても見つけられなくて後悔してる。分かったら絶対音源買うんだけどな。
スタバでウーロンティーラテ買ってホテルに帰った。
Subaで買ったゆかりのおにぎり片手に、Hanakoと&Premiumの京都特集で翌日の計画を立てて1日目は終了〜
オーボンヴュータン
前の晩布団についた時から、明日は尾山台のオーボンヴュータンに行くぞ!と決めていた。
朝起きて、podcastで味な副音声を聞きながらシャワーをして、甘味への欲求を存分に高めてから尾山台に向かった。
途中キリキリとした胃痛に見舞われて、それもここ数年で一番じゃないかと思うくらいのけっこうな胃痛だったし、ちょうど今週職場で胃腸炎が出たところだったから焦った。
今病院に行って昨日食べたものは?なんて聞かれたら、インスタントラーメンとパスタと永谷園のお茶漬けの汁って答えなきゃいけないのか…とか考えていたら徐々に痛みが引いた。よかった。
初めて尾山台で降りたけど、降りてすぐ好きな街だ!と思った。昔ながらのお店と新しいお洒落なお店がないまぜになった商店街があって、若い活気のある街だった。どこの駅住みたい?って聞いて尾山台と答える人がいたら気が合いそうだなと思った。
昼過ぎにお店に着いた。今まで行った洋菓子店の中で一番広い。
オーダーの仕方が少し変わっていた。
ショーケースの向こうにいるお店の人にほしいものを伝えて伝票をもらったら、その伝票を持ってお店中央のレジでお会計をする。その間に商品が用意されていて、ショーケース横で受け渡しをする。カフェを利用する場合は、先に店頭の端末で席の予約をして、商品を取り置きしてもらう
待ちのお客さんが1組だったので、店内のカフェで食べることにした。5席くらいしかないので40分くらい待ったけど、店員さんが時々声掛けしてくれて有り難かった。
席に着いて、まずは温めたトマト・ファルシがサーブされた。
これはトマトの中にバターライスとお肉を詰めたものなので間違いなくおいしい。米感はあまりなかった。ハーブの香りがよく、もう5個くらいは軽く食べられそうな感じだった。
加熱時に溢れ出た汁にトマトと肉の旨味が凝縮されていて、残すのはもったいない!とフォークでちびちび掬っていたら、スプーンを出してくれた。ちょっと恥ずかしかったけど、隅々まで店員さんの目が行き届いたすばらしいお店だと思った。
スイーツはラ・モームを選んだ。
実はわたしは甘いものより塩辛いものの方が好きなのだけど、それでも時折こうして甘いもののために足を伸ばすのは、そのビジュアルに魅了されているところが大きいと思う。
味はというと、オリーブオイルをたっぷり染み込ませたビスキュイの間に、アプリコットのクリームとジュレ、果肉が挟まれている。ケーキにオリーブオイルって???と思ったけど、甘さ控えめのクリームと合わさると初体験のおいしさだった。オリーブの香りが立っているけど意外とものすごく挑戦的という訳ではない、たぶんほとんどの人がおいしいと感じる味。自分の中の新しい味覚が拓けたような感覚があってうれしかった。
本当はもっといろいろ食べてみたかったんだけど、胃痛の件もあったのでこの日はこれでおしまい。